会社の未来を一緒に考えていただける税理士さんを選ぶといいと思います。
有限会社あしすと 代表取締役 小野広幸様(写真右) 取締役 小野美雪様(写真中)
「あきらめない介護」を法人理念に掲げ小田原で、高齢者のみなさまの生活をサポートしている有限会社あしすと様。創業から順調に事業を拡大なさってきました。次の世代に向けて、事業承継を考えた時、専門性の高い税理士法人を探し、ライトハウス税理士法人と顧問契約をしていただきました。今回は、代表取締役小野広幸様と取締役の小野美雪様にお話をお聞きしました。
※施設の安全管理のため、マスクを着用してお話をお聞きしています。
― 最初に会社の紹介をお願いします。
当社は「あきらめない介護」を法人理念に掲げ、平成14年9月1日 、認知症高齢者を対象とした共同生活住居として「グループホームはーもにー」を小田原市北ノ窪に開所致しました。その後、居宅介護支援事業所として「社会福祉士事務所あしすと」を開設。介護保険サービスのマネジメントのほか、成年後見活動支援を行っております。
平成20年4月1日には、小田原市酒匂に2カ所目となるグループホームを開所しました。ホーム名は、「はーもにー」にちなんで「めろでぃー」と名付けました。その他にも、小田原市グループホーム連絡会や神奈川県認知症高齢者グループホーム協議会の活動にも携わっております。
― ライトハウス税理士法人とは、どのようなお付き合いをなさっていますか?
月次で訪問をしていただき、毎月の試算表を出していただき、経営に関するアドバイスをいただいています。おかげさまで、会社のことがよくわかるようになりました。特に会社の資金について把握できるようになったので、常に会社の状態がわかるようになりました。経営者としてステージが上がったと思います。
― お付き合いのきっかけを教えてください。
将来の事業承継を考えた時、専門性の高い税理士さんが必要だと考えて、税理士さんを探しました。ライトハウスさんは、取引のある保険の営業さんに紹介をしていただきました。
― 以前は、どのような税理士さんに依頼していたのですか?
創業から同じ税理士さんに会計はお願いしていました。個人の税理士さんで、紹介を受けたので、税理士選びについて深くは考えていませんでした。当時は他の会計ソフトを使っており、月末までに経費を入力して、領収書などを税理士さんにお渡ししていました。お会いするのは決算後に決算書をいただくタイミングくらいでした。
― 同じ税理士さんでもサポートに違いはありますか?
全く違います。私たちの考え方が変わったのかもしれませんが、以前は税理士さんの仕事は決算書の作成と申告、納税額の計算だと思っていました。今では、会社の存続にとって欠かせない経営のアドバイザーだと思っています。
― 以前は、経営に関するアドバイスなどは?
基本的にはなかったです。創業以来、事業が拡大しており、順調だと思っていました。ある年、納税額が〇百万円になったことがあります。決算を締めてから、「〇百万円です。」と事務的に言われたので驚きました。利益を出して納税をするのは経営者の義務ではありますが、会社の成長のために投資をできたと思うと、残念ではありますね。
経営の相談相手はいなかったので、自分たちで考えて決断していくしかありませんでした。今から考えれば、数字の根拠も曖昧に経営をしてきたので、恐ろしくなりますね。
― お付き合いの長い税理士さんを変えるのは簡単ではないと思いますが
そうですね。そもそもどの税理士さんがいいのかを決めるのも難しいですし、引継ぎなどの問題もあります。それが満足はしていないものの、長く税理士さんを変えなかった理由ですね。
― 税理士さんを変える決め手を教えてください
事業承継について、真剣に考えるようになったことがきっかけです。借入の整理や株価など、わからないことがたくさんあり、専門性の高い税理士さんとのお付き合いが必須だと思いました。ライトハウスさんとお付き合いを始めて、経営者として、会社を存続させていくためには、資産を的確に把握しておくことが大切だということもよく理解できました。以前は、感覚で経営をしていたと思います。
― 他の税理士さんとの比較はなさらなかったのですか?
他の税理士さんとも話をしました。フレンドリーなのはよかったのですが、仕事をする場合は、少し違和感がありました。ライトハウスの黒石先生は、フレンドリーかつ仕事へのスタンスがまじめなので、信頼できると思いました。
― 迷いはなかったですか?
コストと会計ソフトですね。会計ソフトのランニングコストが上がることと、それまでに使っていた会計ソフトを変更することには抵抗がありました。この点は悩みました。しかし、コスト以上の価値を提供していただけると確信できたので、ライトハウスさんと顧問契約をすることにしました。
― 経営者にとって、会計をどう考えますか?
かつては、通帳の数字が増えているとか減っているくらいしか把握しておらず、どれだけお金を使っていいのかもわからないような状態でした。スタッフも少なく、右肩上がりの時は、それでも会社が成長するかもしれません。しかし、事業規模が大きくなり、昨今のように新型コロナウイルスで行動が規制されたり、原料高でコストが上がってしまうと、経営にも大きな影響があります。そうした場合でも、毎月の試算表を把握しておくと、不安が和らぎます。経営者が決算書を読めることは重要だと思います。しかし、忙しい経営者の場合、勉強の時間が取れないこともあるでしょう。そんな時は、知りたいことを的確に教えてくれる税理士さんの存在が欠かせないと思います。
― どのような点が最も経営のサポートになっていますか?
会社の状態がわかると同時に、未来についても考えることができるようになりました。次年度の事業計画を立てて、進捗を確認することはもちろん、数年先を見据えて、どのように経営をすればいいのかを数字で示していただける点が助かっています。
決算発表会でも、振り返りと同時に、次の展開の相談に乗っていただけるので、経営者としては心強いですね。
― 改めて、ライトハウスのいいところをお願いします
①相談しやすい
お話しやすい雰囲気を作っていただいているので、相談しやすい点が助かります。基本的なことでも、気軽に質問ができるので、すぐに疑問点の解消ができます。
②アドバイスが的確
課題を数字で示していただけるので、すぐに問題点を把握することができ、対策を打つことができます。相談へのアドバイスも的確だと思います。
③努力家である
よく勉強なさっていると思います。新しい知識を吸収して、私たちに教えていただいています。非常に努力家だと思います。
④知識と情報提供
会計以外にも事業承継に関わる問題など、専門性の高い知識をお待ちです。その場で即答できない難しい問題でも、持ち帰って確認をしていただき、速やかに返答をいただいています。こうした点は、複数の税理士さんがいる法人の強みだと思います。
⑤レスポンスが早い
即答できないことでも、情報を集めてすぐに返答をいただくことができます。お仕事に誠実さを感じますね。
⑥距離が近い
税理士というと「先生」という固いイメージがあったのですが、全く印象が違いました。いい意味で距離が近いことで、信頼感が増しますね。
― 印象深いエピソードがあれば、教えてください
昨今、新型コロナウイルスとコストアップで、感覚的に厳しい状況になっていることは予想していました。しかし、どのくらい厳しい状況なのかを具体的な金額で理解することはできていませんでした。そこで、数ヶ月先の試算表を出していただき、現状を把握することができました。自分の感覚と一致していたので、何をどうするべきかが見えてきました。消耗品などの購入を計画的にするなど、コスト削減にも積極的かつ具体的に実践することができています。
苦しい状況ではありますが、現状をしっかりと把握することで、気持ちが前向きになりました。
― ライトハウスに、これから期待することをお話しください
すでに十分なサポートをしていただいています。あえてお話をするなら、当社の関わる業界のことをさらに知っていただき、これまで以上に経営のサポートをお願いしたいと思います。
― 最後に、税理士を選ぶ際のアドバイスをお願いします
これからは世の中の変化がどんどん早くなると思います。会社の将来について考えるためには、税理士さんは大切なパートナーです。正しく事務処理をするだけでなく、会社の未来を一緒に考えていただける税理士さんを選ぶといいと思います。
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